REPORT
レポート
2018.07.18
泉南市スタディツアー 当日レポート

若手ソーシャルトーク第4回の時に、「せっかく10以上の団体が関わってるんやから、お互いの団体の活動見てみたい!」という声から、投票の結果NPO法人JAEの活動拠点の一つである泉南市へのスタディツアーを決行することになりました。

ということで、今回は若手ソーシャルトークの番外編として、「子どもが輝く地域をつくるには?」というテーマのもと、泉南市の「子ども会議」「行政」「地域で子ども支援をする団体」を訪ねてきました。

当日はNPO法人JAEの塩見さんの引率の下、
以下の画像のようなスケジュールで泉南地区を回って行きました。

塩見優子(しおみゆうこ)
NPO法人JAE 理事/キャリア教育コーディネーターイギリスで幼少期を過ごし「見えない所で泣いている人をなくしたい」という夢を描く。大学院では平和学を専攻し、中学校特別支援員として働いた後、インドネシア西パプア島のNGOプロジェクトにて活動。平和構築の土台として教育の役割を模索していた中、NPO法人JAEと出会う。現在はキャリア教育コーディネーターとして学校と地域、企業を繋ぐ仕事をしている。子どもやオトナが、出会いを通して学び合う中で、学校だけではなく地域が「生き抜く」力をつけ続けるしくみづくりを心がけている。NPO法人JAE
http://jae.or.jp/

まず最初に向かったのは、くすのき幼稚園。
ここで2018年の第2回子ども会議が行われました。

看板自体も子どもたちで楽しそうに書いていました。

今回の子ども会議では、小学生〜高校生までの泉南市の子どもが60人近く集まりました。
テスト期間だったこともあり、中高生は数人だけでしたが、小学生は様々な学校から50人以上が参加してくれました。

子ども会議では、小学生の子どもたちが想像以上に積極的に意見を言い合っていて、驚きでした。
例えば、今回は1年間の子ども会議でのルールをみんなで話し合って決める会だったのですが、
子ども達からは「会議ではまじめに。遊ぶときは楽しく」「人の悪口を言わない」「学校が違う子とも仲良く話す」などの意見が出ていました。

子ども会議では、大人が導いていくのではなく、子どもたち自身で考えて会議を進めていくことを徹底し、子どもの主体性を大事にしているようです。
子ども会議に参加した子ども達が、これからどんな大人に育っていくのか非常に楽しみです。

会議終了後には、スタッフと中高生の参加者で反省会。どうやったらもっと会議をよくできるかを話し合っていました。
中高生のほとんどが小学生の時から通っているため、子ども会議に通っている小学生の気持ちはよくわかるようです。

子ども会議終了後の出口付近では、遊びに行く約束をしている子がいたり幼稚園の中を探検したいという子がいたりと、まじめにするときはする、遊ぶときは遊ぶというのがちゃんとわかっているんだなと思いました。

その後は、くすのき幼稚園から歩いて泉南市役所まで移動しました。

市役所の中では、子ども会議で司会もしてくださっていた市教委の奥田さんとの意見交換会を行いました。

私たち参加者からは、「子ども会議でどう設計したら子どもたちが主体的に発言してくれるのか」といった子ども会議や泉南地域についてたくさんの質問が飛び交っていました。

現在の60人の子どもが子ども会議に参加するまでにどんな苦労があったかを話す奥田さんの話をメモする大学生の参加者。

最後は、NPO法人 ほしぞら&ふれあいハウス鳴滝(以下ほしぞらさん)を訪れました。

ほしぞらさんでは、代表の河部さんにお話していただきました。

ほしぞらさんでは、「孤立しない、させない、支えあいのまちづくり」を目標に河部さんを中心にほしぞらスタッフや地域のボランティアの方達が活動しています。

泉南で生まれ育った河部さんは、年々地域に元気が無くなるのを見てきて、自分たちでなんとかしなくてはという想いから活動は始まりました。

しかし、地域のために始めた活動なのに最初は地域にあまり受け入れられませんでした。

河部さんは小学生の居場所となる場所にするため、駄菓子の販売コーナーを設けることにしました。
ただ、駄菓子を買うお金の無い子どもが来づらくなってしまっていました。
そこで、その子達もお手伝いをしたらお菓子の交換券をあげるなどの仕組みを作り、子ども達みんなが楽しめる場所にしました。

夏は暑すぎたため、エアコンが欲しいということになりました。
そこで、子ども達と一緒に地域のイベントに出店し、自分たちで稼いだお金でエアコンを書いました。

せっかくのエアコンに書き込みを入れるのかいろいろ意見もあったようですが、子ども達の一生の思い出になると、河部さんは子ども達に自分たちの名前やメッセージを好きに書いてもらうことにしました。

河部さんはとことん地域の困りごとに向き合い、資金面で苦労しながらも地域の人の居場所として活動してきたほしぞらさん。

そんなほしぞらさんの話を聞いて、参加者の中からも活動に協力したいという声が出ていました。

熱い想いを持って、地域の課題に取り組んでいる地域の方々との素晴らしい出会いと気づきのあったスタディーツアーでした。

 

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スタディツアーを振り返る「報告会」を7/15(日)に開催しました。

こちらからレポートをご覧いただけます!